自閉症、こんな治療法があった"Puzzle of Autism" Yasko Japan com

このサイトはNutri Genomics(遺伝子栄養療法)により遺伝子レベルから問題原因を把握し、自閉症を治療するDr.エーミー ヤスコの治療法や情報について紹介しています。
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Dr.Yaskoの履歴
Dr. Amy について

私の背景について、多くの自閉症のお子様をお持ちのご両親が、興味をお持ちでいらっしゃる事を知っております。通常の紋切り型の履歴書に重ねて、私の人となりについてもっと内面に光を当ててお話しすることで、お役に立てるのではないかと考えました。自分の子供を治癒してくれる人を選ぶと言う事が、非常に大事な個人的決断になることを、私は良く知っています。私は、 Amy 博士、 Ph.D, ND, NHD 、 AMD 、 HHP 、 FAAIM です。生化学、分子生物学、生命工学など広範囲な専門知識を持ち、また逆症療法と代替医療の分野でも 研究と臨床を行ってきました。皮肉なことに、これだけの資格を持ちながら、私は高等学校を卒業しておりません。私は、高等学校の2年生の時に、大学への入学を許可され入学したのです。

大学の1・2年生の頃は、転移因子の発見者である、 H. シャーウッド・ローレンス博士、の処の初級研究員でした。何人くらいの人が転移因子と言う名前の由来を知っているのだろうかと何時も思うのです。元来我々は患者と同じ場所に生活する家族の血液から“転移因子”を分離したのです。血液を分ける時、口でピペットを使って血液を取り、(基本的には、防御措置も何も無く、古くからのやり方で、ストローを使って血液を吸い上げる、最も原始的な、学校の研究室などでやるやり方)少量の血液を分離したものです。そしてその血液を患者に移し与えるのです。血液を移し与える事に名前が由来しているのです。此れが、約30年前の医療研究所に於ける、私のスタートでした。ニューヨーク市のセント・ビンセント病院で研修していた時代に、栄養食を使用する特別食の療法に関与しました。これらの特別食と栄養食を使用すると、非ホジキンス・リンパ腫の治癒率が大きく改善されることを発見しました。此れもまた最初の経験でした:私が最初に治療目的に栄養食を使用したケースです。その後、大学 3 年の時に、南カロライナ州のフーデンベルグ博士の免疫部門で転移因子に関する分子研究をしました。これは私の分子研究の最初の経験でした。私は免疫学の分野に於けるこの様な権威のある学者の下で研鑽を積むという素晴らしい幸運に出会ったのです。

化学と美術の二つの学位を、コルゲート大学で優秀な成績で取得した後、アルバニー・医学大学に入る道を選びました。私は普通の博士号の講義を受けたいとは思わず、また研究活動がオプションになっていないので、普通の医学のプログラムを受けたくありませんでした。ですから有名な、社会で一流とみなされるような学校に合格したのに、辞退したのです。私がアルバニー医学大学を選んだのは、そこでは医学教育と研究の学位が一緒に取れるようになっていたからです。微生物学・免疫学・伝染病の学部には、最初に骨髄移植を行ったマヨ・クリニックの医学研究チームも入っていました。マヨ・クリニックからこれらの医学者に来てもらう為に、アルバニー医学施設はこのグループに、臨床の場ユニークな研究技術を発揮できるような、かなりの自由裁量権を与えていました。この学校にいる間、学部から来た医者たちは幾つもの革新的な技術を使用していました。手術中に見逃した腫瘍細胞を攻撃する NK 細胞を刺激する為に、肺臓癌の手術後、肺に BCG を感染させるのですが、最初にその実験的な措置を使用したのです。

私がアルバニー医学大学で出席したこのプログラムは通常の医学プログラムより厳しいものでした。5年間で、一握りの人だけがこのプログラムをパスしました。アルバニー医科大学の通常のプログラムは集中講義コースの2年間と、それからの2年間は臨床を一巡します。私が取ったプログラムは最初の2年間の医学授業を含みます。その他 Rensellear Polytechnic Institute 、 SUNY アルバニー大学院、アルバニー医科大学の学部レベルのセミナーコースなど外部の博士コースを取ることなども要求されました。普通の学生は合格か不合格かですが、我々は医学課程の全てのコースで A または B をとる事が要求されます。最初の2年間の後で、普通の医学生は最初の2年間の授業の後で、複数の選択ができる質問形式の試験を受けます。私が取ったコースでは、最初の2年間の授業の後で、各々筆記試験が要求されました。書くといっても、2年間に亘る授業の総合的な内容を三日間のコースにしてその上で21時間に及ぶ筆記試験でした。試験は5人の決定権を持つ委員によって受験者がプログラムを続ける事が出来るかどうかを決める評価が行われます。合格したら、筆記試験で、各医学部からの委員で構成された7人の委員により、最初の2年間に関する口頭試問を受験する事を許されます。

試験が完了しますと、普通の医学生は2年間に及ぶ各科での臨床ローテーションに進みました。私は、3年間、微生物学・免疫学・伝染病学部で臨床研究に従事しました。私はアルバニー医科大学のこの学部で博士号を頂きましたが、特別優秀賞を頂き、首席で卒業しました。私はこの学部のこの分野で博士号を頂いた最初の女性でした。

博士論文により、特別研究員の資格を取得しました。三つの特別研究員のイスは病院での臨床部門に関するものでした。最初は小児科と伝染病で、ストロング・メモリアル病院でした。私は安全なヘモフィルス・インフルエンザ・ワクチンを開発する仕事をしました。次のストロング・メモリアル病院の癌センターにいた時には、レトロウイルス癌研究所に分子生物学的技術を持ち込み、変形細胞からメッセンジャー RNA の単一コピーを分離する研究をしました。最後に、私はエールニューヘブン病院の特別研究員として、酵母菌から特定の真核細胞 RNA の発現を促進させ、また細菌から酵母菌へ動き両方のシステムを発現させるシャトル・ベクターを育てる研究を行いました。

私は教育を受けるに際し両方で最高の教育を受ける事が出来て、大変幸運であったと思います。それは、体内で病気をもたらす生化学的・生理学的経路の仕組についての明確な理解と、研究・分析、そしてその編集の仕方についての訓練です。私が受講したプログラムは、生化学レベルと分子レベルで病気が何故悪化してゆくのか、およびそのデータの分析などを目指していました。これらの知識を十分に習得して行くかたわら、生化学の分野が急速に発展し、むしろ魅力的である事に気がつきました。

私は学問の世界に別れを告げて、早い速度で進歩している生化学の領域に足を踏み込み、もはや20年が過ぎました。どの様な研究所でも分子技術を一般的に使用できるように支援する最初のキットを開発し、市場に導入しました。私は生化学の分野で成功している会社を共同経営者として設立し、この面での第一人者として認められるようになりましたし、 DNA/RNA に基づく診断と治療の分野で権威者として認められるようになりました。私のコンサルティング事業は、 DNA と RNA を利用した医療及び診断に関する市場で技術的な問題の解決に関与するものでした。

医者や研究者や製薬会社へのアドバイスを続けてゆく内に、逆症療法に関する薬剤がそれらの問題解決に旨く作用していない事に満足できなくなりました。そして私の原点、私が最初にこの問題を研究した処に立ち戻ったのです。代替医療をもっと良く理解できる様にハーブやサプリメントの公式の訓練を受け、慢性炎症性疾患の治療と治癒における代替医療の役割を研究しようと決心しました。

あらためてコンサルティングを開始する為に、必要な資格を取得する必要はありませんでしたが、私は勉強をする道を選んだのです。私の医学知識には自然の治療薬はありませんでした。そこでこの構内にある自然療法に関する公式な教育課程である教室に戻りました。さらに二つの資格を高い成績で得て、卒業しました:自然療法とナチュラル・ヘルスに関する博士号です。私は自然療法医師の資格を持ち、代替医療博士として認知され、全体論的医療従事者の施行資格を持っています。私は全米統合医学協会の会員で、 NFAM 〔全米代替医療財団〕の科学審議会会員です。

7年前に、慢性炎症性疾患と、免疫及び神経障害に特化した代替治療の診療を始めました。このコンセプトは、炎症に関与する分子経路に関して私が持っている知識を全て適用しながら、自然のハーブと医薬で治療することです。 ALS (筋萎縮性側索硬化) , MS (メニエル症候群)、パーキンソン病、アルツハイマー病、 SLE (全身性エリテマトーデス) ,  重症筋無力症、心臓病、サルコイドーシス(肉芽腫)、リウマチ性多発筋痛などの大人の慢性炎症疾患を、この治療法を使って抑制し、あるいは治癒の方向に持ってゆくことにかなりの成功を収めました。最初、私の治療法は大人が対象でした。5年前に子供の慢性腸炎を治療している内に、大人に対処するのと同じ方法を用いてその子供に言葉を回復させることができました。これは、私が自閉症に出会った最初のケースでした。私はその時、これがそれほど大変な事だとは知りませんでしたし、自閉症対策の知識も無く、この分野における先入観もありませんでした。

多分私が外部の人間で、この分野に入ってきたものですから、新しい有効な治療法を自閉症に適用するのに制約が無かったのです。この治療法は私の持つ知識、分子生物学、生物工学、免疫学、伝染病と生化学などを全て最後の一滴まで使い果たすことが必要です。私は大人の慢性炎症治療法の分野よりも、より複雑でより知的な挑戦が必要だと感じます。また、個人的にも挑戦してみたという思いが強く起こります。私の心は、自閉症の子を持ち、何時になったら良くなるのかと夜も眠れずに悩んでいる親の心の痛みが良くわかります。この様な理由で私は大半の時間をこの分野に捧げようと決心するに至ったのです。

私の目標は、私の培った専門的な能力、経験、知識を使用して、私と夫が共有している子供たちと一緒に生活する喜びを、他の人にも分かち合いたいと言う思いなのです。この様な見地からこの問題を見ているので、自分が自分たちの子供に使用しないようなサプリメントを他の子供たちに使用する事など考えられないという事が私の信条です。まだお会いしていない方々に対して、この信条が如何に強いかを説明したいのです。夫と私は健康で、可愛く、明るい三人の娘に恵まれました。誰でも私がお話をする会合に参加された方は、私共の娘たちがいつもその様な会合を手伝ってくれていますので、娘たちに会っておられることでしょう。事実、私は彼女たちの学校のスケジュールが許す限りこの様な会合の約束をお受けしているのです。さてそこで私のリトマス試験紙ですが;私自身の健康な子供にサプリメントを積極的に与えますか? もし答えが、“いいえ”ならば、私は他の方のお子さんにもお勧めするべきではありません。親として、時には特別な治療の為に、此れが魔法の弾かもしれないと願って少し疑問と思えるような処方を試したい、処方を少し変えたいという誘惑に駆られる事があるだろうと思います。私はその様な誘惑に駆られて仕事をする事はありませんので、私の処方はすべてテスト済みであり、体に優しく、緩やかな処方です。

最後に、私の関心は学究的な研究や生化学から代替医療に移り、そしてまた、情報を共有する方法も、変わって参りました。学問の世界では、同じ世界にいる者が読む刊行物に研究論文を発表する事が自分の評価を維持するためにとても大事なことです。生物工学では、大半の論文は独自の所有権になるもので、どのような刊行物も特許申請により制限される場合が多いのです。この点に関し、一刻も早くご両親と責任のある情報を共有するのが私の目標です。インターネット、講演、ビデオ、本、ニューズレターを使用して、今一番その情報を知りたい方にお伝えするのが、皆さんを安心させるためばかりではなく重要なことなのです。というのも自閉症は現在伝染病と同程度に広がりつつあるからです。この様な理由で、ゴードン博士と私が、来年この問題の様相をあらゆる角度から見て、十分に検証を重ねた本を出版することよりも、今年の夏に、”自閉症の謎“を発行することを決意したのです。私たちは両親と治療士が本当に必要としている事に焦点を当てました。今医師と両親が必要としているような方法です。

Amy 博士

(本文は 2004 年に執筆されました)

Dr. エーミ・ヤスコの履歴

【学歴】
Union University アルバニー医学大学
専攻:微生物・免疫・感染症の関連
研究:抗生物質抵抗と運搬

Clayton 自然医学 College
資格:自然療法医

Colgate University
専攻:科学とアート

【臨床実習】
Yale メデカルセンター
Strong 記念病院
専門: 癌、小児科関連感染症

【ワーク】
ホリステックヘルスコンサルタント
Origos Inc 創立者兼役員
抗細菌・抗炎症用薬用核酸開発
Biotix Inc 創立者兼役員
DNA 合成関連事業

【ワーク】
International Biotecnologies Inc  (現在 Kodak 社)
細胞分子治療用検査キットの開発

 

 

 
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